寒くなってくると、猫ちゃんがかかりやすくなる病気があります。
それは猫の泌尿器症候群という病気です
運動量や飲水量が減ってはいませんか?
下のチェック項目に該当する項目があれば要注意です。
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注意する症状 |
□ | 頻繁にトイレに行く |
□ | 落ち着きがなく、食欲や元気がない |
□ | おしっこが赤くなる |
□ | トイレではないところにおしっこしてしまう |
□ | おしっこが出ていない |
原因は食事の種類や肥満、水分摂取不足により尿石ができることにあります。
特にオスの猫ちゃんは尿道の結石によって尿が出なくなり尿毒症を引き起こす確率が高く、数日で命を落とす場合もあります。
予防対策 |
・水を十分に与える
水を飲む量が少なくなると尿が濃くなり結晶が出来やすくなります。
できるだけ水を飲ませ、おしっこを薄めるようにしましょう。
・肥満にさせない
肥満は尿石症を起こす原因のひとつです。
適度な運動は尿石を小さいうちに尿と一緒に出しやすくします。肥満の猫は運動不足になりがちです。
少しずつ食事を制限して体重を落としましょう。
・食事
猫の食事(特にドライフード)には尿石が出来やすくなるごはんもあります。
尿のPHによって尿結石を出来にくくされたごはんを与えましょう。
泌尿器症候群は再発率の高い疾患です。
一番再発率を低くする方法は動物病院で処方される特別療法食の継続です。
下部尿路疾患にかからないよう普段から愛猫の健康管理をしましょう。