★目の中にある水晶体が濁り、すりガラスを通したように視界がぼやけて見えにくくなる病気です。
視野のすべてが曇って、物の輪郭がぼやけて、さらに進行すると明暗すら判らなくなってしまう事もあります。
・壁にぶつかる ・食事やトイレの位置がわからない ・散歩に行きたがらない
・家族とアイコンタクトが取れない(目が合わない)
などの行動がみられます。
原因 |
『老化現象』と遺伝的素因『原発性白内障』と他の病因で発生する『後天性白内障』があります。
原発性白内障…犬種による遺伝で、比較的若い年齢で発生する白内障です。
アメリカン・コッカー、プードル、パピヨン、キャバリア、ビーグル、柴など
後天性白内障…糖尿病などの代謝性疾患(水晶体の代謝経路が障害され、水晶体に濁りが生じる)
外傷や細菌感染
治療 |
・内科的治療…手術をしないで目薬と内服で進行を抑える方法
・外科的治療…手術をして水晶体の袋の中の濁った部分を取り除いて、人工レンズを入れる方法
●猫の白内障は非常に稀と言われています。